国内初の医療機器

開発物語

第1章

おやゆび想いは医療機器分類において腱膜瘤防護具 13565000に該当する一般医療機器で腫脹して痛みを伴う母趾基底部に対してパッドを設けて靴との擦れを防護することで歩きやすくなることを目的とするタビ型の靴下です。

おやゆび想いは医療機器としての腱膜瘤防護具であり,日本国内では初めての医療機器の届出でとなりました。

 おやゆひ_腱膜瘤とは足の親指の付け根の腫脹です。

この箇所の滑液包が腫脹し、痛みを感じます。

そして腱膜瘤は外反母趾が原因で起こります.

更に、履物との擦れにより痛みを伴うために正しい歩行ができにくくなります。

母趾基底部に設けたパットが腫脹を防護するため外反母趾の方も楽に着用できます。

画像

 

第2章

おやゆび想い01            指に引っ掛け履口を広げて着用

「リュウマチ患者さんには外反母趾になる方が多いです」

「指先が不自由なのでボタンをはめたりすることは苦手です。靴下も指先で履き口をつかんでの着用は難しいです」

「外反母趾対策靴下、着用すれば具合は良いけどゴム口をつかむことが難しいので自分で着用することが難しいです」

2014年9月に25名の工場見学で対岸の島の大崎町から来られた商工会女性会のお一人のお客様の声でした。

「今日は履いてきています。でも自分では履けないので主人に履かしてもらいました」

おやゆび想いを開発するに当たり指先が不自由な方でもご自分で履ける構造にすることは課題の一つとして取り組みました。

第3章

 

 

 

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