自分で靴下が履ける『まごの足』の説明動画
開発物語 続編
第1章
2007年販売開始の転倒予防靴下について 追加: 「履くと歩きやすいです。でも履きにくいし履かせにくいです」
「でも履きやすくすると歩き難くくなるでしょうね」
「ソックスエイドで試したところ履けましたがかさばるので持ち運びには不便です」
そして2008年に開発したのが畳めてかさばらない『まごの足』でした。
当時は新聞テレビで紹介され売れましたが年数経過とともに社内でも忘れかけられていた商品、2018年には在庫が無くなり次第廃番にする予定でした。
2021年夏でした。
転倒予防靴下とレックサポーターのご購入で来社されたご夫婦、
奥様は股関節の手術で靴下を履く動作はしないようにとの病院からの指示、そのためご主人が脱ぎ履きをサポートされているとの事でした。
残り少ない在庫の『まごの足』をプレゼント、早速『まごの足』を使ってもらったところ1回で成功、「やった、これで解放された」と喜ばれたのがご主人でした。
「お父さん、履くことはできたけど脱ぐときは手伝ってくださいよ」に対し「これを使って脱いでみてください」とお渡ししたのが長い靴ベラ、簡単に脱がれました。
ご夫婦の喜びは大変なものでした。
第2章
2022年夏でした。
1年余り使うと買い替え時期との事で奥様お一人で来社、
「重宝しています、むくんだ時に履く弾性ストッキングもまごの足を使って履けるんですから、まごの足を使い始めてからは主人の手はかりていません」
驚きました。
過去にまごの足でむくみ対策靴下の着用を試みた時に力いっぱい引っ張り上げないと履けなかったのでハイソックス関係は無理だと判断していました。
それがスッと履かれたのです(こつはユーチューブで紹介)。
「秋になるとお友達と旅行に行きます」
「股関節手術後は誘われても自分で靴下が履けなかったので断っていました」
「まごの足のお陰で人生を前向きに歩めるようになりました」
「知り合いにも紹介していますよ」
一般的な靴下以外で使う事は考えてもいませんでした。
弾性ストッキング、レックサポーター、ひざサポータにも使える『まごの足』、こんなに便利なものだったのかとお客様から教えていただきました。
継続生産、社内会議で決定しました。